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【どんな時怒りますか?】

皆さんどんな時怒りますか?

どんな時叱りますか?

 

プライベートでも仕事でも怒ってしまうことってありますよね?
もし無いって仰る方は・・・無理されてないですか?

 

夫婦、友達、他人?自分の正当性が相手に受け入れられないとストレス溜まりますよね?

誰でも経験していることですが、プライベートでお互いの意見が合わないことはよくあるものです。

 

しかし、ビジネスの場合は立場や金銭的な事情があるので事情が違ってきます。

 

マネジメントをする立ち位置の人は、職場で権力があるので、たとえ理不尽な怒り方をしても下の人は従うケースが殆どです。
逆に理不尽なことを正そうと下の人が意見をいうことでパワハラに発展する可能性が高くなります。
その為、権力がある人こそ上席のモラルが重要視されているのです。

 

今回はビジネスにおけるマネジメントをする上で叱るポイントは何かをお話します。

 

皆さん仕事のどんな時怒りますか?

ミスした時?
遅刻した時?
損害が発生した時?

色々ありますねー
私は日頃から叱るポイントを決めています。
これは弊社の従業員に対してでもそうですし、プロジェクト先のスタッフに対しても、顧問先企業に行っても変わりません。

 

例にあげると

・約束を守らない
・嘘をつく
・真摯ではない

といった感じです。

「こんな基本的なこと言われなくても分かってるよー」って声が聞こえてきそうですが、違う目線で見てみると、逆にこれ以外のことで叱らないということなんです。

 

私自身の経験ですが、私の元上司で当時直属の部下だった頃、上司からマネジメントの未熟さで叱られたことは多々あれども、成績の如何で叱られたことはありませんでした。
成果が出ない事実も成果だという考え方があるからこその対応でした。
当然、原理原則が正しく行われれば成績は自ずとついてくるからという裏付けがあるからなのですが、この経験が私の原点になっています。

 

仮に言われた仕事をやらない時は

「やらないのか、それともやりたくないのかどちらですか?」と尋ねます。

やらないと言う場合はなぜやらないのか聞き仕事をする意志が無ければ経営者として退職を促す判断をしなければいけません。
やりたくないと言う場合は理由があるので状況を細かく聞き、妥協案を探します。
時には部署間でも配置転換を行いますし、改善をしていきます。

 

たまに経営者の方でいらっしゃるのですが、
「俺の言ったことだけやればいいんだ」というのは横暴なことです、その際はとにかく意見を聞いてみることです。

社長も人間ですから、全ての感情を抑えることは出来ないと思います。
その為に叱る基準を作っておくことが重要です。

それが基準化されれば、必ず周りで変化が起こります。
それは何かというと、スタッフがルール範囲を理解して自信を持って仕事をするようになります。
感情的に怒ってしまうと社長の顔色を見ながら仕事をするようになり、仕事の楽しさや自身のルール範囲が明確にならず、余計な壁が出来てしまいますが、基準を作ることで風通しの良い企業になります。

経営者の方々が基準に沿って判断するとブレが少なくなり、何が正しいことか?何がいけないことか?が見えてきます。
これはトップとして、経営者のモラルを作ることにも繋がるものです。
それによってスタッフが気持ち良く仕事をしてもらえるようにしていきましょう。

きっと社内の雰囲気が変わりますよ

 

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