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仕事上の相性とは

皆様本年も宜しくお願い致します。
年末から更なる景気好転の予感が高まってきましたが、
商売自体は為替等の反動が大きく、多少落ち着くまでには不安感もある今日この頃ですね。
本日は仕事上の取引会社の相性についてです。
人の出会いとは本当に不思議なもので、好き嫌いが多大に影響するものです。
当然ながら誰にでも好き嫌いや相性が良い悪いはあります。
プライベートの場合は利害が絡まないので好きな人とだけ付き合っていれば問題ないですよね?
仕事ではどうでしょう?
一般的には難しいと思う方が多いのではないでしょうか?
仕事の場合は複雑に利害が影響する為、性格的な部分も含めて苦手な人はいると思います。
例えば
常識がなかったり
攻撃的だったり
陰険だったり
色々な要素があり、苦手な部分は人によって違います。
ただ、利害が絡むことで付き合わなければいけない場合も少なくないと思います。
私自身、以前多くの経営者の方々にお会いしましたが、その中でもやはり人間同士の好き嫌いはあります。
例えば、資金潤沢で自身として利益がある会社を探して、人格などは配慮せず利益を上げることだけに集中して
取引をしたとします。
多少、相性面で違和感はあっても、ビジネスとして有益であると思って取引をするが、考え方の相違が目立ち、
長続きしない。こういったケースは比較的よくあることです。
また取引当初はその気がなくても、結果的に詐欺になったということもあります。
もちろん、そうと分かっていても、ビジネス上お付き合いしなければいけないこともあるでしょう。
私の体験談ですが、
現在行っているとあるプロジェクトがあります。
他業種の各々のスペシャリストを結集して、プロジェクト成功の為日々切磋琢磨しています。
プロジェクト自体はもう1年以上が経過していますが、その方々がとても心地良い。
常に前向きで問題解決にも長けていて、何より素晴らしいのは議論はするが喧嘩にはならないことです。
そのため、言いたいことが言える、正しいことが言えます。
仕事として割り切ると、多少悪と思われることも善としてしまう場合があったりするのですが、それがありません。
全て直球で納得感があるまで話をします。
ビジネススキルが高く個性的な方々ですが、それを抜きにしても最終的に信用したいと思えることです。
重要なのはこの信用をもってどれだけの規模の仕事をするかということです。
例えば、取引金額100万と1億では当然リスクの大きさが違います。
同じ危機管理意識では計れません。
理想では、誰でも「トラブルになる会社とは付き合いたくない」というのが本音ですよね?
考えてみてください、トラブルを起こすのは会社ではなく人です。人として信用出来るかどうかは、
リスク軽減を考えることに繋がります。
本来、たまたま出会っている訳ではなく、自分で付き合う人を選んでいます。
利害が影響して人間的な好き嫌いは置き去りにすることも多いですし、基本的な与信の考え方は大事かと
思いますが、最終的にはインスピレーションで付き合う判断をすることも必要なことです。
長く付き合っていくには信用が大切だと言われる長く経営されてる多くの経営者の方々が言われるのは、
身をもって感じているからだからだと思います。
それを判断出来るだけの実力をつけることが重要です。