【運が良い人の共通点】
以前「運が良い人が成功する」とブログでも書いたのですが、皆様から最近よくその話になるので、その続編をお伝えします。
まずお伝えすることとして、努力をしている人に運が巡ってくるものです。
「努力?関係ないよ、運は運だろ?」って思われましたか?
実は結構関係性があるものです
以前、成功体験を積み重ねることだとお伝えしましたが、成功体験を積み重ねることが出来ること自体が優秀の証しかもしれません。
経験的に能力が高い人程謙虚であることが多く、これに関連しています。
ぱっとイメージが出来にくいかと思いますので、まずその逆の事例をご紹介します。
ある新規開拓を担当する営業マンがいました。
彼は大手の製造メーカーに勤め、成績優秀で常にトップクラス、押しの強さを売りにしていました。
契約先は大口のお客様が多く、そのお客様からとても可愛がられていました。
しかし
そんな中、大口の契約が決まる前日に断りの連絡が入りました。
そして立て続けに決まりそうだった契約が破断に。
お客様にお断りの理由を聞いても答えてくれません。
たまたま答えてもらえたお客様に、他の商品にしてしまったと言われました。
彼は「なんでだ、絶対自分の商品が安くて良いものなのに、選ばない理由なんか無いはずだ、こんないい商品を選択しないなんて頭悪いんじゃないか?」と思いました。
最後に「これだけ商品が良くて安くして売れないのだから運が無かった」と言ったのです。
しかし、断られた答えをお教えしましょう。
それは
小口のお客様が試験的に導入して、使ってみてから大量購入を考えていました。
その方は長年会社を経営され、交友関係が広く、人当りが良く、利益にならなくても色々な企業とお付き合いをされる方でした。
そんな方とは知らず、小口のお客様であることから利益は上がらないと線引きし暴言を吐き、人間的にも失礼な態度をとってしまいました。
お客様はその場では怒りを飲み込み丁寧に断りをいれ大人な対応だったそうで、彼からすると小口客の商談が纏まらなかっただけにすぎません。
彼は、小口のお客様にはとても真摯とは言えない適当な態度や言動で、裏表が激しいタイプの人間性でした。
噂が広まり、返品やキャンセルが相次ぎ営業成績は下から数える程になり断ったお客様も、商品も値段も一番評価が高いと理解していながら、それを断りました。
要は営業マンの質や素養を重視したのです。
勿論、利益によって見極めること自体は悪いことではありませんが、お客様が不快な思いをされることとは全く関係ないことです。
この場合、因果応報という言葉がしっくりくるのかなと思いますが、これで運が悪いと言えますか?
運だと思っているものの大半は自身の行動が起因しており、自分に跳ね返ってくるものです。
成功体験を積み重ねるということは人の縁を大切にし、根本的な判断を誤らないことが関係しています。
そう思うと運も原理原則があるのかもしれませんね。
手を伸ばしている人にしか運は訪れませんよ
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